40cm水槽に入れているヤマトヌマエビの様子が3日ほど前からおかしいです。
じっとして動かなくなり、今日に至ってはひっくり返っていて、まるで死んでしまったかのようです。
死んでしまったのかと思って、ピンセットでつまもうとすると、ピュッと逃げるのです。
おかしい・・・。
Nature Garden神田さんに相談してみましたが、酸欠は考えにくいし、一昨日計ったNH4の値も0.2mg/lと安全域でしたし・・・。イオン交換した水で換水しているのでGHが低すぎるかとも思いましたが、青龍石を入れてるので、硬度は低くはなりにくいはず。
まずは、水質を確認してみては?とのことでしたので、持っている試薬等を総動員してみました。
結果は・・・・、
EC 190μS/cm ・・・・異常なし
pH 7.0 ・・・・・・・・・・・異常なし
GH 4 ・・・・・・・・・・・・異常なし
KH 2 ・・・・・・・・・・・・異常なし
異常は無いようです。
さて残るはNO3のみ。2日に1回10Lの集中換水を2週間に亘って行ってきてるし、NH4が一昨日0.2mg/Lと安全域だったので、NO3も大丈夫。黄色、悪くて橙だろうと思っていましたが・・・・、
(使った試薬は、Aquamind Laboratoryの「NO3- assay kit ver.2 - 硝酸塩試薬キット -(NO2も計れます)」です)
測定結果は、なんと今まで見たことのない濃い赤紫!!!
カラーチャートと比べると、100~200mg/L??? 見分けつかないくらい濃い色でした・・・。
まさかの危険域じゃないですか・・・・。(NO2とNO3の総量を検出するそうです)
これでは、エビもひっくり返るわけです。
慌てて、EC 90μS/cmの水で10Lの換水を行いました。
もう一度水質を測定。
今度はNO2を測定してみました。
同じ試薬で計れます。
結果は、40~50mg/L。
まだ、危険域だそうで・・・。
さらに10L水道水で換水を行いました。
また明日、水質確認します。
NH4濃度だけ気にしてましたが、まさかNO2とNO3がこんなに出てるとは思ってませんでした。
生物濾過恐るべし。
NO2が検出されるということは、 まだ生物濾過が完成してないみたいです。
集中換水してるし、あと1週間くらいかかるのかも。
今回の一件で、ヤマトヌマエビはNH4には強いが、NO2やNO3には弱い。レッドラムズホーンは、水質に対してかなり耐性があることが分かりました。
なにー!!
返信削除そこは盲点でしたね
しかし、それだけの酸化物がありながらph7というのは、やはり石の影響ですね。
ところで、うちの水道水が変化しました。7.0以上だったphが6.5に、1.5だったkhは2.0に、160だったECが130になってます。khの緩衝って、phがさがりにくくなる他に、上がりにくくする作用もあると思います?
神田さん
返信削除どもです。NO2&NO3は盲点でした。試薬を持っていて良かったです。pHなどからは異常を検知できませんでしたが、NO3試薬が真っ赤(紫)になったときは、マジでビビリました。
水道の水質結構変わるのですね。うちのも長期的にデータ取りしてみます。
KHですが、たしか炭酸塩硬度(≒アルカリ度?)なので、HCO3-の量を示しているのですよね。これが緩衝剤として働くのは、あくまでも酸に対してだけだと思います。
H+ + HCO3- = H20 + CO2
というふうに、アルカリ成分が酸を中和する役割をして、pHの低下を防いでいるのだと思います。
あくまでも、酸に対しての緩衝をするものなので、pHを上げるアルカリ成分に対しては、緩衝作用はないように思います。
勘ですけど、どうでしょう?
ですよねぇ。やっぱり酸に対してだけですよねぇ。khが上がって、phが下がった水道水は一体何がどうしてしまったのか、、、
返信削除これはもう考えない事にします。脳が死んじゃいます。
KHが高くてpHが低いってことは、溶存CO2量が多いってことなんですかねぇ??
返信削除でも、水道水だし、そんなはずは・・・。
一度水道水をエアレーションしてから、KHとpH計ってみてはどうでしょう??