2010年10月14日木曜日

アマゾニア品質

引き続き、アマゾニア40cm水槽の水質。

とりあえず帰宅後に10L(全水量のほぼ1/2)の換水を実施。
今回は密かに入手したイオン交換樹脂(多分オルガノのMB-2)にて、EC40μS/cm(GH,KH=0)まで処理した水で換水しました(反則技?)。

換水後の水質
pH  7.0
GH  3
KH  2
EC  200μS/cm

換水してこの値・・・。GH、KH悪すぎじゃないですか?
換水前は、ほぼこれの倍はあったと推測されます。
2週間くらい換水し続けたら改善するのでしょうか?

やはり、色々なBlogで報告されてるように、アマゾニアの軟水化、pH低下能力はなくなってるのですかね? だとするとロット不良どころじゃなくて、別の製品ということに・・・。


さて、アンモニウムについては測定していませんが、とりあえずパイロットフィッシュとして、60cm水槽のヤマトヌマエビを1匹、昨晩から入れてみて24時間様子を見ていました。

挙動とかに特に問題がなさそうなので、 さきほど月曜にゲットしたヤマトヌマエビを水合わせして投入しました。

1匹くらい落ちちゃうかなぁ・・・。



イオン交換樹脂を入手しちゃいました。
うちの水道原水は、pH調整で水酸化カルシウム(消石灰)溶液を入れており水質が結構変動しますが、 これで調整できるようになりました。


10/15 追記
青龍石入れてるのを忘れてましたorz
硬度が上がっても不思議じゃないですね。
とはいえ、今後も注視です。

8 件のコメント:

  1. 昨晩、Iphoneにて長文コメントを書いておりましたが、途中で消えてしまって「キィィー」のまま就寝しました。


    カリウムとカルシウムの拮抗なんですが、どうなんでしょう?水道水がGH3(53.4ppm)だった場合、仮説なんですが、カリウムは70ppmくらいあったほうがいいんじゃないかと思ったりしています。或いは、GH1(17.8ppm)くらいに落として、23ppmとか。

    GH=カルシウムではないですが、内訳のほとんどはカルシウムなはずです、特に浄水場で消石灰を加えてGHが高くなっている場合(うちもそうです)

    植物が必要とするカリウムとカルシウムの割合は、大体カリウム3に対して、カルシウム1~2くらいです。

    しかし、園芸用の液肥の多くにはほとんどカルシウムが含まれていません。これは水道水のカルシウムを考慮しているのではないか?と思ったりします。

    ちなみにハイポネックス微粉にはカルシウムが多く含まれます(1000倍希釈で、大体150~170ppm)
    だからカリウムが1000倍希釈で190ppmも含まれる(普通は50ppm程度)のではないかと?もちろん、その逆の考え方もできます。

    通常の液肥(1000倍希釈でカリウム50ppm、カルシウム0ppm)にはカルシウムが含まれませんが、水道水と足すと、丁度よい感じになります。

    アクアリウムでもこのような比率(考え方)が通用するのではないか?と思ったりします。

    名古屋市に住んでいるときには、ある放置水槽(GH補給が無いため、完全枯渇)がミラクルな状態になったりしていました。肥料の補給をせずとも、給餌だけで水草が育ちまくる。

    仮説なのですが、カルシウムが0なら、カリウムも0でいいんじゃないか?とか、極端な発想をしてしまっています。

    もし、仮に窒素100、リン100、カリウム0、カルシウム100という環境だった場合、カリウムを10入れれば、その他の要素も10だけ吸収できる。これは一般認識のはずです。

    でも、もしかしたら、この状態では全く吸収できないじゃないかと。極端な話、カリウムを100入れて、ようやく吸収が始まる。或いは、カルシウムを0にしたら、カリウムを入れずとも窒素、リンが吸収されるんじゃないかと?


    思いつくままに書いてしまったので、ぐちゃぐちゃで申し訳ないです。

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  2. ブライティKを塩素中和剤として使う場合、10リットルに5mlの添加と書いてあります。
    ppm換算するとカリウム50ppmになります。日本の平均的な硬度は50ppmといったところでしょうから、もしかすると、そのあたりを考えているのか?ということも考えられます。つまり、これで水草が栄養を吸収できる水になると。
    でも、実際にやろうとすると、pHが9.0以上ということになりますので、なかなか難しいところです。

    最近、毎日純水で1/5ずつ水を換えています。その時に加える水には炭酸カリウムも用いて、KHを確保しつつ、カリウム濃度20ppmにしています(10リットルの純水に対して10%炭酸カリウム溶液を2ml添加)。これを、GHが1(17.8ppm)くらいに下がるまで続けます。

    とりあえず、過去に行った純水3+水道水1くらいを混ぜた水での水換えより、pHの保持力もありますし、水草の調子自体も良いようです。特にソイル水槽で顕著に出ています。

    純水+水道水MIXの水換えだけではいつまでたってもカルシウムとカリウムの比率が逆転しない・・・・

    もしかしたら、完全な勘違い野郎かもしれないので、とりあえず、流して下さい。

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  3. わたしも勘違い野郎ですので、正しいかどうか分かりませんが、

    まず思ったことを書きます。

    カルシウムとカリウムの濃度ですが、通常の商品での濃度はwt%表示だと思います。ブライティKは炭酸カリウム10%だと言われていますが(チオ硫酸ナトリウムも含まれているはずですが、ここでは無視します。炭酸カリウムでは次亜塩素酸アトリウムは中和できないはず)、これは10gの炭酸カリウム(K2CO3:化学式量138)を水に溶かして全体を100gと状態。

    濃度には、wt%以外にも、mol/Lもありますね。カリウムは1価で、カルシウムは2価ですから、なんとなくカルシウムとカリウムの濃度バランスをとるには、カルシウム1mol/Lに対して、カリウム2mol/Lが必要な気がします。
    で、カルシウム1mol/Lとカリウム2mol/Lってどのくらいか?
    カルシウムの式量は40なので、40gを水に溶かして1Lとしたもので、カリウムは式量39なので、39gを水に溶かして1Lとしたもの。
    原子量がほぼ同じなので、wt%濃度でもあまり変わらないので、単純に、カルシウム50ppmに対してカリウムは100ppmくらいでバランスがとれるのかなぁと思いました。

    「カルシウムを0にしたら、カリウムを入れずとも窒素、リンが吸収されるんじゃないかと?」ですが、カルシウムは植物体内で有機酸と結合して、細胞壁や原形質などの膜形成に重要な働きをしているらしいので、カルシウム欠乏の問題が生じると思います。

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  4. ブライティKですが、換水時には塩素中和のため水10Lに対して5mL(5プッシュ)、カリウム補給として毎日飼育水20Lに対して1mLとなってますね。

    ppm換算するとそれぞれ、カリウム50ppm、5ppmですね。

    この毎日添加濃度だと、前記事の考え方のカルシウム硬度に対して少ないような気がしますが、実際にはこのカリウム濃度で足りてるというか、下手するとカリウム過剰になる場合がありませんか?(あ、これは窒素が足りてないのかな)

    う~む、GH、KH、NO3、カリウム添加量と水草の成長具合の相関を取らないといかんのかしら・・・。

    GH,KH=0の水にK2CO3を入れてGH<KHとするのってなんかよさそうですね。

    K2CO3 + H2O = 2K+ + HCO3- + OH-(自信なし)
    で、アルカリ度上がりますもんね。

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  5. > ブライティKを塩素中和剤として使う場合、10リットルに5mlの添加と書いてあります。ppm換算するとカリウム50ppmになります。

    単に塩素中和剤として使う場合は、含まれているチオ硫酸ナトリウムの濃度の都合上、多めに添加するんじゃないでしょうか。

    ブライティKは、そもそもアマゾニアなどの硬度を低下させる(最近は下がらないようです。下げるならアマゾニアⅡらしい)ソイル使用水槽を前提にした添加量だと思いますので、50ppmだと入れすぎな気がします。

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  6. 完全に返り討ちになりました。

    確かに肥料なんかでは重量比表示ですね。なので、微妙だな・・・とは思っていましたが、それ以上の知識が無く、ごめすさんの仰ることはおおよそわかりますが、完全に理解できていません。

    カルシウムは確かに植物の必須要素として、植物体に含まれます。GHは枯渇せずに1ppmでも存在すれば・・・欠乏することはないのか・・・確かに、GH1といっても17.8ppmですから、植物体量に対して、水量が確保できていれば枯渇はそうそう起こらない・・・冷静に考えればカルシウム0ppmでは厳しいですね。

    カリウム過剰障害については、判断が難しいというか、チッソとの兼ね合いもあるんですよね。
    現在行っているGH低下、カリウム強化作戦中でもフローラプライド添加とオコシ粉砕添加は必ず同時に行うようにしています。出来るだけ全体的な栄養はキープしつつ、GHのみ下げようと気を付けています。

    純水に炭酸カリウムとフローラプライド、カミナリオコシを加えると、GH0でKHはそこそこあり、栄養素は全て網羅(カリウム多め)されるという、なかなか使えそうな感じになります。GHが下がりすぎるようなら、水道水混ぜればいいだけですしね。

    ところでアクアソイルですが、実はADAもソイルの不良を認めてまして、返品交換をしているみたいです。うちのお客さんもお二人の方が返品交換してもらっています。ある時期に製造されたものが、pHを下げないどころか上げてしまうということらしいです。

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  7. だぁ~!!
    ちゃんと計算しないと・・・。

    K2CO3 1mol/L だから Kだけ見るとは2mol/Lじゃないのか???

    ん~分からなくなってきた・・・。あとでちゃんと計算します・・・。すみません。

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  8. 再計算

    60Lの水にブライティKを3プッシュ(3mL)入れると・・・、ブライティKはK2CO3の10%溶液なので、60L中のK2CO3の濃度は5ppmです。

    ここでK2CO3の分子量は138で、Kの分子量は39なので、カリウムに関しては
    5ppm×(39×2)÷138≒2.8ppm
    となります。

    つまり、60Lの水にブライティKを規定の3プッシュしても、Kに関しては2.8ppmにしかならないと・・・。

    ありゃ、えらく少ない気がしますが・・・。

    カリウムって少なくてもあればいいのでしょうかね??

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