またやってしまいました。カリウムの入れすぎ。
入れすぎないように気をつけてはいたのですが、カリウム分が少なすぎることにより、窒素、リンが余剰するのが怖くて、ついつい少量ではあるものの入れていたのが良くなかったようです。
飼育水の硬度が低い(GH,KHとも2)ので、私が思っている以上にカリウムを必要としていないのかもしれません。
一部ロタラの頂芽が縮れて、成長が止まってしまってます。
また、ラージパールの1本だけ頂芽が矮小化して、脇目が白化?しています。
これもカリウム過多なんでしょうか?
こんばんは
返信削除カリ過多ですね。僕もやってしまいがちですが・・・昔からいつも・・・。
ただ、最近、この症状は水が単純に「濃い」時にも起こると思い始めています。例えば、カリ投与無しで苔まるけになるような水槽でも同じような症状に見舞われることがあります。前の職場で、ちょくちょくありました。
でも、やはりカリ過多で起こることが多いですね。Nature Gardenでも開店直後は酷かったです。テトラ栄養素は優秀ですが、カリウムに気合入りすぎてる感は否めません。特にイニシャルは時間差で後からドカンとくるので、注意が必要かもしれません。
NatureGardenさま
返信削除どもです。
やはりカリ過多ですよね。
うちでもイニシャルスティック、クリプトとフローラプライドを併用していますが、そのバランスが疑問でした。イニシャルが効き始める時期がまだ読めてないので、フローラプライド量の調整ができないです。
緩効性のイニシャルと即効性のクリプトだけでもいいのかもしれません(コストがかかりそうですが)。
気になるのが、ネグロウォーターファンの肥料喰いなところです。ネグロが窒素分などの余剰分を吸収してくれているのは、その成長ぶりをみているとわかるのですが、その吸収具合(割合)がよく分からないのです。
ネグロが窒素分をメインに吸収しているのなら、カリは余剰気味になるのかなと思っています。硬度も低めですしね。
あと、もう一点気になっているのが浸透圧です。カリや窒素分が多すぎて、水草の体液?より飼育水が濃くなると、養分を吸収できなくなるのかなと。肥料やけみたいな感じでしょうか?(園芸関係の知識が全くないので、的外れかもしれません)
う~む、ここは複数あるパラメータを絞り込む意味で、しばらくカリウム分を入れずに行ってみましょうかねぇ。
施肥は難しいです。お客さんにはできるだけ簡単に噛み砕いてご案内してますが、追及して行こうと思うと、実際その難しさは隠せません。
返信削除そして、ごめすさんの探究心には感服しております。お互いB型ですね(笑)
植物ごとの栄養吸収バランス。浮き草やマツモ、モスなどはカリウムなんて無くても問題無く育つので、カリウムの吸収量は少ないと思います。ただ、カリウムも他の水草のように吸収するけど、無くても平気、なのかもしれません。そこがわからんところです。
カリウムに関しては正直未だによくわかりません。必要量がGHだけでは判断材料として不足している気がします。例外の存在があったりするからです。
浸透圧。これは僕も着目しています。水草の葉は、かなり浸透圧に対してデリケートだと思います。水上葉育成で根だけ水に浸かっている状態だといくらか耐性があるようです。一般の陸上植物はさらに耐性があります。
消えたらショックなので一度投稿します
続きです
返信削除プライベートで飼育しております川魚水槽にはネグロファンとオオカナダモが入っていますが、電導率が500usを越えるとオオカナダモが、800を越えるとネグロが育たなくなります。水道は130です。店舗水槽は大体170〜250です。
「水の濃さ」はかなり重要だと思います。が、その内訳も重要なんですよね。カルシウムが多くて、圧にあまり影響しない気がしますが、窒素やカリウムによって電導率が上がった時は強く影響する気がします。例えば、GH7で電導率が300ならさほど問題はないのですが、GH1で電導率300はかなり問題ありだと思います、経験上。しかしながら、そもそも、そういった時に起こる不調が浸透圧の仕業である確証はありません。
いずれにしましても
「薄くバランス良く」は鉄則かと思います
すいません、誤字脱字が目立ちます。
返信削除〜カルシウムが多くても、つまりGHが高くても、浸透圧にはあまり影響しない〜
ネグロによって窒素だけが吸収され、残ったカリウムによって、カリウム過多が引き起こされるという仮説、面白いかもしれないです。
nature gardenさん
返信削除経験豊富なnature gardenさんの貴重なお話はありがたいです。経験は勉強では得られませんからね。
あれから色々調べまして、カリウム過多による水草の成長不良ついて、もしかしら私は誤解しているのかもしれません。
カリウム過多自体が悪いように思っていましたが、カリウム過多そのものよりも、カリウムを添加することにより窒素分が枯渇してしまうことの方が良くないのではないかと思えてきました。
うちの水槽の導電率は180μS/cm(水道は150~200μs/cm)でしたので、浸透圧やカリウム過多の話以前に、窒素枯渇じゃないかと。どうでしょうか?
1週間で水槽前面に緑藻がうっすら生えるので、窒素分はあると思っていましたが、枯渇気味なのかもしれません。
一時的にカリ添加を控えて、給餌量を少し増やしてみます。
導電率についてですが、Nature Gardenさんお話のように、
GH7で導電率が高い状態というのは、単純に硬度成分であるCa++やMg++が多いということだと思うので問題ないかと。
ただGH1で導電率が高い状態というのは、ゼオライトで硬度を下げてNa+やK+が多いGH<KHな環境か、NO3-、PO4---が多い汚れた(肥料分が余剰している)環境ではないでしょうか。後者なら問題ありありだと思います。
と書いたそばから、このGW中にリセットするかも知れない、と以前書いたことを思い出しました。そのことを忘れて書き込みしてしまいました・・・・。すみません。
返信削除GW中か明けにでもリセット敢行します。多分・・・。
すでに一部モス&ナナ付き流木撤去しました。
失敗の数は自慢できるほど多いNature Garden神田です。
返信削除仰ること、よくわかります。水草育成において、窒素とカリウムのバランスについては現在最も注目しているポイントです。カリウムが水草の量に対しての適正量であっても、窒素が適正量以下であれば、カリウムの過剰に陥る(窒素不足の助長ともいえます)。
正直なお話し、今までは窒素10に対してカリウムは10~12くらいがちょうどいいと思っていましたし、そのように色々な方にご説明してきました。もちろん、窒素10、カリウム10が一番いいに決まっているのですが(絶対量ではなく必要量としての割合)、窒素10、カリウム12にするくらいなら、窒素10、カリウム8くらいのほうが問題が小さい気がしています。少々藻類は発生するでしょうが、そのくらいのほうが自然なのではないかと(新芽が縮れるのはやはり不自然)
模索しています。
ごめす邸の導電率に関しては、水道水に対して、水槽水の導電率が低いですね。窒素はほぼ0で、カリウムがほんの少し余っているという状況なのでしょうか。
と思ったのですが、ガラス面に藻類が発生するという状況。これは他のお客さんでも一人いらっしゃるのですが、同じような状態です。水草の状態から明らかな窒素不足であるのに、ガラス面に藻類が生える。
「窒素は存在するが、何か(たぶんカリウム)がその吸収を阻害している!」
しかしながら、ごめすさんの場合は導電率の低さから、カリウムがそれほど過剰になっているようには思えません。
すいません、ダラダラ書きすぎました。華麗にスルーしてください
Nature Gardenさま
返信削除いつもありがとうございます。
「過剰になるくらいなら欠乏するほうがましである。」という神田さんの個人Blogのコラム(指標植物)の一文。肝に銘じているのですが難しいですね。
ちなみにうちの水道水の水質についてですが、以前調べたところ、昨年末の導電率は250μS/cm程度ありましたが、先日測ったときは150μS/cmくらいでした。
うちの水道水の水源は、河川脇の井戸からとる伏流水なのですが、原水pHが低くく、水酸化カルシウム溶液注入設備にてpH調整しています。ですので、昨年末はGH、KHとも高かったです。年間を通して結構変動しているようなので、もっと低い時期もあったかもしれません。
ごめすさんへ
返信削除今日はありがとうございました。
良い天気なので、本当に店を出たくなります。
「過剰になるくらいなら欠乏するほうがましである」
昔の自分に1発ぶん殴ってもらいたい気分です。